安心して使う公開名刺に、載せる情報の境界線
便利な連絡先と、公開したくない個人情報を分けて考える。
デジタル名刺には、紙より多くの情報を載せられます。その分、公開してよい範囲を自分で選ぶことが大切です。名刺を受け取った人はURLを後から開ける可能性があります。会った人だけに見せるつもりの内容と、誰が開いてもよい公開ページの内容を分けて考えましょう。
仕事の窓口と私生活の連絡先を分ける
個人の携帯番号や自宅住所を載せなくても、公開用のメールや問い合わせページで連絡できます。連絡を受ける目的ごとに、どの窓口を案内するか選びましょう。SNSを載せる場合も、私的な投稿が見えるアカウントか、活動用のアカウントかを確かめます。
プロフィール欄が空いているからという理由で情報を増やす必要はありません。公開するときは「初めて会う人が見てもよいか」と問い直します。電話番号を載せないことで失う連絡方法があるなら、代わりの問い合わせ先を分かりやすく置きます。
写真と他人の情報に気をつける
自分の顔写真でも、勤務先の制服や背景に写る資料を含め、公開範囲を確認します。チームの名刺を管理者が作るときは、本人に写真と表記を確認してもらいましょう。他人が写る写真や、許可を得ていない資料を安易に載せないことも大切です。
お客様の名前や相談内容を実績として書くなら、公開してよい範囲を別途確認します。名刺の小さな紹介欄でも、検索や共有によって広く見られる可能性があります。自分の仕事を伝える目的と、相手の情報を守ることを両立させましょう。
公開を止める場面を決めておく
異動、退職、活動の終了では、古い連絡先が残ると相手を迷わせます。カードの現物をしまうだけでなく、公開ページの状態や案内先を見直してください。外部サービスへ直に書いたURLは、スマメイの公開停止とは別に、そのサービス側で管理します。
過去に送ったURLや配ったカードを、すべて回収することは難しい場合があります。公開を止めたあとでも、相手が保存した画像や連絡先は残り得ます。だからこそ、最初に公開する情報を必要最小限にすることが、後の管理を楽にします。
確認する人を決める
個人なら、公開前に自分のスマホで一度読む時間を取ります。チームなら、入力する人と公開を確認する人を決めます。誤字の確認だけでなく、写真、連絡先、SNS、資料の権限まで見ると、後から直す作業を減らせます。
不安な情報は、すぐに公開せず空欄のまま始められます。紹介文も、仕事や活動が伝わる一文で十分です。ページを育てることと、情報を増やし続けることは同じではありません。見せたい相手と目的が変わったときに、その都度選び直しましょう。