カードカードを買う前に見るところ
書き込み可能か、容量は足りるか。最初の一枚を選ぶときの確認ポイント。
スマメイ用のカードは、自分で用意できます。好きな色や形を選べるのはうれしい一方、商品ページに並ぶ「NTAG」「NDEF」「ロック」といった言葉で迷うかもしれません。大切なのは、高価なカードを選ぶことより、書き込めるカードを選ぶこと。ここでは、購入前に見るところと、届いたあとに確かめることを、初めての人向けに整理します。
まずは「書き込み可能」を探す
商品説明で最初に見るのは、NFCの情報を書き込めるかどうかです。読み取り専用のカードや、すでに書き換えができない状態のカードでは、自分のマイメイを設定できません。「NFC対応」という表記だけで決めず、書き込み用途に使えることが説明されている商品を選びましょう。
中古品や、特定のサービスで設定済みのカードは、元の内容を変更できるとは限りません。販売者が書き込み可能と案内している空カードから始めると、確認することを減らせます。社員証や交通系カードなど、別の目的で発行されたカードへ書き込もうとする使い方は避けてください。
NDEFという表記の意味
NDEFは、NFCにURLや文字などを入れるためのデータ形式です。スマメイは、カードにページのURLを保存して使います。商品ページに「NDEF対応」「NDEF書き込み可能」といった記載があるかを確認すると、スマホでURLを読み取る用途に合うカードを探しやすくなります。
初めてなら、方式を自分で細かく組み合わせるより、販売者がスマホのURL書き込みに対応すると案内している商品を選ぶ方が進めやすいでしょう。不明な場合は、使うiPhoneの機種を伝え、書き込みと読み取りの両方に使えるか、販売者へ確認してから購入するのがおすすめです。
チップ名も残しておく
空カードではNTAG213、NTAG215、NTAG216などの名前を見かけます。これらはカードに入っているチップの種類です。型番は、見た目のデザインとは別の情報。商品名や仕様欄に書かれた型番を控えておくと、うまく反応しないときに、販売者への問い合わせを進めやすくなります。
容量の大きな型番なら、どんな用途でも必ず使えるというわけではありません。書き込み可能な状態、NDEFの対応、カードの作り、使う端末との組み合わせも関係します。スマメイのカードはURLを入口にする使い方なので、必要な容量を確かめたうえで、持ちやすさや購入枚数も合わせて選びましょう。
写真やPDFはカードに入れない
「プロフィール写真も資料も載せるから、大容量のカードが必要?」と思うかもしれません。スマメイでは、写真や資料のファイルをカードへまとめて保存しません。カードには案内先のURLを書き込み、プロフィールやリンクはページ上で見てもらいます。資料の量とカードの容量は、そのまま比例するわけではありません。
一方、フリー書き込みで長いURLや文字を保存する場合は、内容の長さが容量に関係します。短いURLと長い説明文では、必要な容量が違います。カードを買う段階では主にマイメイに使うのか、任意の文字も書きたいのかを考え、実際の書き込み画面で容量の案内を確認してください。
金属やケースとの相性
カードをどこに入れて使うかも考えておきましょう。財布の中で他のカードと重ねたり、金属の近くに貼り付けたりすると、読み取りに影響することがあります。最初の確認は、カードを一枚だけ取り出し、机の上などで落ち着いて行うと、原因を分けて考えやすくなります。
金属製のデザインや、金属面へ貼るシールを選びたい場合は、その使い方に対応した商品かを確認します。通常の空カードと、金属面で使うことを想定した製品は同じとは限りません。見た目だけで決めず、メーカーが示す使用条件を読み、使いたい場所で試してください。
初回は少量で試す
会社や店舗でたくさん使いたい場合も、最初から大量購入するより、少量で試すと安心です。使うiPhoneから書き込めるか、相手のスマホでページが開くか、普段の持ち方で反応するかを確認します。一枚の価格だけでなく、実際の使い方に合っているかを見るための確認です。
印刷や刻印を頼むなら、加工後の完成品でも試しましょう。カードの表面に何を載せるかは自由ですが、読み取り位置が分かる小さなマークや短い案内があると、初めて使う人に伝えやすくなります。試作品で使い方を確かめてから、必要な枚数を決めると無駄を減らせます。
届いたカードを確かめる
商品が届いたら、注文した型番や枚数と合っているかを見て、まず一枚を書き込みます。書き込みが終わったら、アプリの画面を閉じて、カードから公開ページを開けるか確認しましょう。「処理が終わった」という表示だけでなく、相手が見る入口として動くことまで確かめます。
反応しないときは、複数のカードを重ねていないか、スマホの読み取り位置が合っているか、カードが書き込み可能かを順に見ます。別の空カードで同じ操作ができるなら、カード側の状態を調べる手がかりになります。エラーが出たときは、表示された内容も控えておくと問い合わせが簡単です。
カード代と利用料は別
自分で買うNFCカードの代金と、スマメイの年間プランは別です。初期版のマイメイは一つのアカウントで一つ。年500円のプランで、公開、NFC書き込み、スマメイ帳への新しい名刺の保存を利用します。対象の方は最初の3か月が無料ですが、カードの購入代金まで無料になるわけではありません。
安いまとめ売りが見つかっても、その枚数だけ別々のマイメイを管理できる意味ではありません。同じ自分の入口を予備カードに持たせたいのか、社員ごとに異なる名刺を作りたいのかを分けて考えます。企業での運用や独自の管理が必要なら、物理カードの購入とは別に、利用方法を相談してください。
見た目の加工は、最後に確かめる
白いカードに自分で名前を印刷する、シールを貼る、読み取り用のマークを加える。見た目を整える方法はいろいろあります。加工する場合は、販売者が示す注意事項を読み、加工後も書き込みと読み取りができるか試してください。カードの読み取り部分を傷めたり、熱や素材の影響を受けたりしない方法を選びます。
表面の名前と中のURLが合っているかも、完成時に確認しましょう。予備カードを何枚か作るときは、外見が同じでも案内先が違う可能性があります。一枚ずつ読み取り、保管する用途を分けます。見た目がきれいなことと、相手が目的のページを開けることの両方が、使い続けやすいカードの条件です。
カードの保管方法も、購入時の案内で確認します。財布の中で曲がる、穴を開ける、強く折るなど、使い方によっては中の部品を傷めることがあります。長く使いたい一枚なら、普段どこへ入れて持ち歩くかを決め、実際の厚さや硬さが合うかも少量の試し使いで見ておきましょう。