チームの名刺を導入するとき、全員分を同日に公開する必要はありません。管理者と少数の協力者で、作成、公開、読み取り、交換後の連絡まで試します。そこで見つかった迷いを手順へ戻してから広げると、カードを配ったあとに全員が同じ問題で止まることを避けられます。
試す範囲を小さく決める
まず役割の違う二、三人の名刺を選びます。管理者が作ったカードを本人が確認する流れと、本人が編集する流れをそれぞれ試すと、権限と連絡の手順が見えます。人数を増やす前に、名前や部署の表記、共通サイト、写真の確認方法を一度そろえましょう。
試用の目的を「名刺が開くか」だけにせず、受け取った人が連絡先を見つけられるかまで含めます。短い時間でも、作る人、配る人、受け取る人の三つの視点で見れば、画面に入れた情報が実際に役立つか分かります。
公開と書き込みを別々に確認する
名刺の編集内容が公開ページへ反映されたかを先に見ます。次に、対応するiPhoneアプリでNFCカードへ書き込み、読み戻しを確認します。カードが読めても公開が止まっていれば目的の紹介にはなりません。逆に公開ページが正しくても、別のカードURLを書いていれば相手を誤案内します。
NFCがうまくいかない端末向けにはQRとURLも用意します。どの方法でも同じ名刺が開くかを試し、会場の通信が必要であることも説明します。カードの素材やケースで読み取りやすさが変わることがあるため、導入前に実際に使う組み合わせで確かめましょう。
運用の持ち主を決める
管理者がチームの契約と公開を管理します。メンバーへ招待を送る人、共通情報を直す人、名刺の公開を確認する人を決めてください。チームのカードを持つ人が退いたとき、誰が公開停止や権限の見直しを行うかも最初に決めておくと、後から慌てません。
同じアカウントの所属チームは一つです。別のチームのために同じ人を招待する前に、既存の所属を確認します。複数のカードを同じ人へ紐付けることと、複数のチームへ所属することは違います。役割の説明でも混同しないようにしましょう。
費用は、申込画面で確定する
チームパックは名刺一枚につき月100円(税込)の案内です。初回特典の対象者は三か月無料ですが、対象外なら登録時から有料です。必要な枠数と申込画面に表示される条件を確認し、チームの所有者が契約を管理します。招待されたメンバーがチーム用の名刺のために別契約を作る必要はありません。
試用期間中に、公開する名刺数と更新する人を見直します。全員に配るかどうかは、操作を一度やってみてから決めても遅くありません。料金だけでなく、カードの在庫、本人確認、退職時の作業を含めて運用できる形かを判断しましょう。