イベントの朝に名刺を直すと、会場の通信や準備で確認が追いつかなくなります。前日までに公開内容、カード、話しかけるときの一言をそろえておきましょう。大量の情報を足すより、会った人が後で思い出せる入口を用意する方が役立ちます。
最初に、イベントでの目的を一つ決める
新しい相談を受けたいのか、作品を見せたいのか、店舗の場所へ案内したいのか。目的によって、名刺の見出しと関連リンクの順番が変わります。すべてを一枚に押し込む前に、相手に持ち帰ってほしい情報を一つ選びましょう。
たとえば作品を見せるなら、見出しの次に作品集へのリンクを置く。後日の面談が目的なら、連絡先が見つかりやすいか確認する。公開ページで最初に見える範囲を眺め、会場で使う説明と一致しているか確かめます。
公開ページを、別の端末で開く
編集内容を保存したら、公開ページに反映されているか見ます。文字、顔写真、会社名、リンク先を一つずつ確認してください。自分のログイン画面だけでは、相手に見える範囲が分かりません。可能ならログインしていない端末やブラウザで試しましょう。
資料のリンクが外部サービスを使う場合は、閲覧権限も見直します。「リンクを知っている人が見られる」設定は便利ですが、広く公開してよい資料かを先に決めてください。限定資料なら、名刺に直結させず、会話後に個別に渡す方法もあります。
カードとQRを両方用意する
NFCカードは近距離での案内に、QRは端末の読み取り位置が分からないときの予備に使えます。どちらも同じ公開先へ進むか、前日に試します。カードが見つからない、電波が弱い、ケース越しで反応しにくいといった場面を想定し、URLもすぐコピーできるようにします。
予備のカードを作るなら、全てを一度に配らず一枚ずつ読み取りを確認します。チームのカードを扱う場合は、誰の名刺か外見でも識別できるように保管します。別の人のページを開くカードを渡すのは、誤案内だけでなく連絡先の混同にもつながります。
交換後の一通までを考える
イベントのあとに連絡する予定があれば、誰と何を話したかを、自分だけが分かる形で残します。スマメイ帳に相手の公開名刺を保存するか、紙の名刺を対応する端末の名刺帳で管理します。かざしただけで相手の情報を取得できるわけではありません。
フォローメールは定型文を出発点にできますが、送信は本人が確認して行います。その日の会話を一行添え、宛先と資料のリンクを確かめましょう。名刺を渡す瞬間だけでなく、会った後に相手が安心して連絡できるところまでが準備です。